レターパックで信書や契約書を送れる?品名はなんて書けばいい?

レターパックで信書を送れる

「大事な契約書を送りたいけど、レターパックで送れるのかな?」

そんな疑問や不安を抱えていませんか?

信書や契約書の送付は法律で規定があるため、間違った方法で送るとトラブルになる可能性もあります。

このページでは、レターパックで信書や契約書を送れるのかや、品名の書き方について分かりやすく解説します。

レターパックは信書や契約書を送ることはできる?

レターパックでは、信書や契約書を送ることが可能です。

具体的には、「レターパックライト」と「レターパックプラス」のどちらを使っても信書を送ることが認められています。

特に「レターパックプラス」を使えば対面での受け渡しが可能なので、重要な書類を確実に届けたいときに適しています。

しかし、信書とはどのようなものを指すのか、またどのような注意点があるのかを理解することが大切です。

信書とは?

信書とは、「特定の受取人に対し、差出人の意思を表示し、または事実を通知する文書」を指します。

これを少しわかりやすくすると、信書は誰か特定の相手に向けた手紙やメッセージであり、その中には差出人の考えや伝えたい内容が書かれている文書を指します。

具体例は以下の通り。

  • 書状
  • 請求書の類:【例】納品書、領収書、見積書、願書、申込書、申請書、申告書、依頼書、契約書、照会書、回答書、承諾書、レセプト(診療報酬明細書等)、推薦書、注文書、年金に関する通知書・申告書、確定申告書、◇給与支払報告書
  • 会議招集通知の類:【例】結婚式等の招待状、業務を報告する文書
  • 許可書の類:【例】免許証、認定書、表彰状
  • 証明書の類:【例】印鑑証明書、納税証明書、戸籍謄本、住民票の写し、健康保険証、登記簿謄本、車検証、履歴書、給与支払明細書、産業廃棄物管理票、保険証券、振込証明書、輸出証明書、健康診断結果通知書・消防設備点検表・調査報告書・検査成績票・商品の品質証明書その他の点検・調査・検査などの結果を通知する文書
  • ダイレクトメール:文書自体に受取人が記載されている文書・商品の購入等利用関係、契約関係等特定の受取人に差し出す趣旨が明らかな文言が記載されている文章

レターパックで信書や契約書を送るときの品名は?

レターパックで信書や契約書を送る際、品名欄には「書類」と記入すれば問題ありません。

この書き方はシンプルで、中身を詳しく知られたくない場合にも安心です。

ただし、より具体的に記載しても問題はありません。

たとえば、「○○についての契約書」や「○○についての納品書」といったように、内容を明確に書くことで受け取り手が一目で分かるようになります。

また、注意点としては、個人情報や内容を伏せたい場合は、無理に詳細を書く必要はないという点です。

「書類」という表現でも、何ら問題はありません。

信書や契約書は大事なものなので、相手や状況に応じて適切な品名を記載するようにしましょう。

レターパックで信書や契約書を送れる?のまとめ

レターパックは信書や契約書を送ることが可能です。

「レターパックライト」も「レターパックプラス」も対応しており、法律上問題ありません。

信書とは、特定の相手に意思や事実を伝える文書を指し、契約書や請求書、手紙などが該当します。

品名欄には「書類」と記入すれば十分ですが、内容を明確にしたい場合は「○○についての契約書」など具体的に記載してもOKです。