レターパックは日付指定や時間指定できる?

レターパックの日付指定や時間指定

「レターパックで荷物を送るとき、日付や時間を指定して届けてもらえるのかな?」と思ったことはありませんか?

特に、大切な書類や贈り物を相手に確実に受け取ってもらいたいとき、配送日時の調整ができるかどうかは重要なポイントですよね。

本記事では、レターパックで日付・時間指定が可能かどうかについて詳しく解説します。

さらに指定ができない場合の代替方法も紹介します。

レターパックは日付指定や時間指定できる?

レターパックは、手軽で便利な配送方法ですが、残念ながら日付や時間の指定を行うことはできません。

これは、レターパックライトとレターパックプラスのどちらも同じです。

ただし、それぞれの使い方や特徴を理解して工夫すれば、目的に合った使い方ができます。

まず、レターパックプラスについてです。

これは対面で荷物が手渡されるため、不在の場合には不在票が投函されます。

不在票が届いた後であれば、再配達を依頼し、希望の日時を指定することが可能です。

一方、レターパックライトは郵便受けに直接配達されるため、不在票は発生しません。

これにより、受取人がいない場合でもスムーズに受け取れるという利点があります。

もし、どうしても日付や時間を指定して送りたい場合は、ゆうパックや特定のオプションサービスを利用することを検討してください。

ただし、ゆうパックはレターパックよりも料金が高くなることが多いため、予算に応じて選ぶ必要があります。

なお、レターパックは速達に近いスピードで荷物を届けてくれるのが特徴です。

特定の日付や時間帯でなければならないケースでない限り、スピード感とコストのバランスを考えると、レターパックは非常にお得な選択肢です。

どちらのタイプを選ぶべきか、送りたい内容や状況に応じて判断しましょう。

レターパック以外で日時指定や時間指定ができるもの

実は、郵便局には日時指定や時間指定が可能な便利なサービスがいくつか用意されています。

この章では、レターパック以外で日時指定や時間指定ができるサービスやオプションについて詳しく解説します。

ゆうパック

ゆうパックは、郵便局が提供する荷物配送サービスで、初めから日付指定や時間指定が可能です。

これにより、大切な荷物を確実に相手の希望する日時に届けることができます。

特に、時間指定の柔軟性が高いのが特徴で、次の6つの時間帯から選ぶことができます。

  • 午前中(8時~12時)
  • 12時頃~14時頃
  • 14時頃~16時頃
  • 16時頃~18時頃
  • 18時頃~20時頃
  • 19時頃~21時頃

さらに、希望の配達日も指定可能で、配達予定日から10日以内であれば自由に選ぶことができます。

この機能は、急ぎの荷物だけでなく、受取人が確実に在宅している日時を選びたい場合にも便利です。

例えば、誕生日プレゼントを相手が家にいる時間に届けたい場合や、ビジネス書類を平日の午前中に確実に届けたい場合に重宝します。

ただし、レターパックよりも料金はやや高めなので、コストとスケジュールの優先度を考えて選ぶと良いでしょう。

配達時間帯指定郵便(オプション)

配達時間帯指定郵便は、手紙や小さな荷物を特定の時間帯に届けたいときに便利なオプションサービスです。

このオプションは、主に第一種郵便物(手紙)や荷物で利用可能で、原則として対面で配達されます。

ただし、受取人が不在の場合は郵便受けに投函される仕組みです。

利用方法は簡単で、専用のラベルに必要事項を記入し、郵便局の窓口で手続きするだけです。

これにより、送りたい手紙や荷物を指定した時間帯に届けてもらうことができます。

料金は、基本の郵便料金にオプション料金を加算した金額となります。

重量ごとに追加料金は以下の通りです。

  • 250gまで:+440円
  • 1kgまで:+570円
  • 4kgまで:+920円

このサービスは、相手のスケジュールに合わせた柔軟な配達を可能にするため、安心感と信頼性の高いオプションです。

ただし、料金が基本料金より高くなるため、内容物や送り先に応じて選ぶことが重要です。

配達日指定(オプション)

配達日指定は、特定の日に郵便物やゆうメールを届けたい場合に利用できる便利なオプションです。

このサービスは、以下の種類の郵便物に限り利用可能です:

  • 第一種郵便物(手紙)
  • 第二種郵便物(はがき)
  • 点字郵便物
  • 特定録音物等郵便物
  • ゆうメール
  • 心身障がい者用ゆうメール

指定できる日は、差し出した日から数えて3日後から10日以内と決まっています。

希望の配達日を郵便局に備え付けの「配達日指定シール」に記入し、それを郵便物に貼り付けて窓口で手続きすれば利用できます。

料金について

配達日指定は基本料金に追加料金がかかりますが、指定する日によって金額が異なります。

・手紙・はがき

  • 平日を指定:+42円
  • 土曜日・日曜日・祝日を指定:+270円

・ゆうメール

すべて:+52円

指定した日付に確実に郵便物を届けられるこのオプションは、特別な日や重要なスケジュールに合わせた配送にぴったりです。

ただし、追加料金が発生するため、内容やタイミングに応じて活用しましょう。

レターパックは日付指定や時間指定できる?のまとめ

レターパックは手軽で速達並みのスピードで配送できる便利なサービスですが、日付指定や時間指定はできません。

レターパックプラスでは不在票を受け取った後の再配達時であれば日時指定が可能です。

一方、時間指定が必要な場合は、ゆうパックや「配達時間帯指定郵便」「配達日指定」などのオプションサービスを検討しましょう。

ただし、これらのサービスはレターパックより料金が高くなるため、用途に応じて選ぶことが大切です。

レターパックは、特定の日時にこだわらない場合には、コスパの良い選択肢です。