簡易書留とレターパックの違いとは?どちらの方がいいのか?

簡易書留とレターパックの違い

「簡易書留とレターパックは何が違うの?」「大事な書類を送りたいけど、簡易書留とレターパック、どっちを選べばいいの?」と迷ったことはありませんか?

どちらも安全に荷物を届けられる方法ですが、料金やサービス内容、使い方に違いがあります。

本記事では、簡易書留とレターパックの違いをわかりやすく比較し、あなたの目的にぴったりの送り方が選べるように解説します。

簡易書留とレターパックの違いとは?

簡易書留とレターパックは、どちらも送りたい荷物や書類を安全に届けるためのサービスです。

また、追跡サービスがあるという点で共通しています。

ただし、それぞれの利用方法や料金、補償内容には大きな違いがあります。

この記事では「出し方」「料金」「お届け方法」「補償」「配達速度」の5つのポイントに分けて、簡易書留とレターパックの違いを詳しく解説します。

出し方の違い

・レターパック(ライトとプラス)

レターパックの便利な点は、出し方の自由さです。

郵便局の窓口だけでなく、自宅近くのポストにも投函できます。

例えば、夜遅くに準備が終わっても、近くのポストに投函すれば手続き完了です。

忙しい方にとっては大きなメリットと言えるでしょう。

・簡易書留・一般書留

一方、簡易書留や一般書留は郵便局の窓口でしか受け付けてもらえません。

そのため、窓口の営業時間内に行かなければならないという制約があります。

ただし、窓口で受付する分、手続きの際にスタッフに確認してもらえる安心感があります。

料金の違い

  • 簡易書留:郵便の基本料金に350円をプラス
  • 一般書留:郵便の基本料金に480円をプラス
  • レターパックライト:一律430円
  • レターパックプラス:一律600円

たとえば、ハガキや軽い書類を送りたい場合はレターパックライトの方が安く済みます。

反対に、高価な物や重要な書類を送る場合には補償が手厚い簡易書留や一般書留が適しています。

お届け方法の違い

・レターパックライト

レターパックライトは郵便受けに直接投函されるため、受取人が在宅していなくても届けられます。

ただし、重要な書類など対面で渡したい場合には不向きです。

・レターパックプラスと簡易書留・一般書留

レターパックプラスと簡易書留・一般書留はどれも対面手渡しで届けられるため、受取人が確実に受け取ったことを確認できます。

特に重要な書類やプレゼントを送る場合には安心です。

補償の違い

・レターパックライト・プラス

レターパックライト・プラスには補償がないため、高価な物や大事な書類を送るのには注意が必要です。

万が一、紛失や破損が起きても返金や弁償はされません。

・簡易書留・一般書留

簡易書留は5万円まで、一般書留は10万円まで補償があります。

さらに、一般書留では+23円ごとに補償金額を5万円ずつ増やすことが可能です(上限500万円)。

配達速度の違い

・レターパックプラス・ライト

レターパックプラスは速達に近いスピードで、通常は翌日配達が可能です。

ただし、配達状況によってはレターパックライトが1日遅れる場合もあります。

・簡易書留・一般書留

普通郵便と同じ速度で配達されるため、最短で翌々日のお届けになります。

急ぎの荷物には不向きですが、確実性を重視したいときに便利です。

簡易書留とレターパックのどちらを使えばいいのか?

簡易書留とレターパックを選ぶ際、最も大きなポイントとなるのは「補償があるかどうか」です。

簡易書留には、送る物が万が一なくなったり壊れたりした場合に最大5万円までの補償が付きます。

一方、レターパック(ライトとプラス)には補償がありません。

そのため、大切な契約書や高価な物を送る場合は、補償がある簡易書留の方が安心です。

一方で、急ぎの荷物や手軽さを重視するならレターパックがおすすめです。

特に、ポスト投函が可能なレターパックは、郵便局に行く時間が取れないときに便利です。

送りたい物の価値や重要度を考えながら、適切な方法を選びましょう。

簡易書留とレターパックの違いとは?のまとめ

簡易書留とレターパックの違いは、主に「補償の有無」「出し方」「料金」「お届け方法」「配達速度」にあります。

簡易書留は補償があり、対面手渡しで安全性が高いですが、郵便局窓口限定で普通郵便並みの配達速度です。

一方、レターパックは補償がないものの、ポスト投函が可能で速達並みのスピードが魅力です。

送りたい物の重要度や急ぎ具合に応じて使い分けましょう。